施行:2012年 7月 1日
改定:2015年 10月10日
第1条
本学会(JACE)認定制度の施行にあたり、この規則に定められた以外の事項については、次の各項の規定に従うものとする。
第2条
認定制度委員会の事務はJACE事務局にておこなう。
第3条
認定制度委員会委員の任期は2年とし、再任を妨げないが、継続4年を越えることはできない。
第4条
すべての申請はJACE理事長宛に行うものとする。
第5条
すべての申請期間は1月1日~3月31日とし、7月の理事会の議を経て8月に認定証書を交付することとする。
第6条
審査の結果はJACEニュースレターおよびJACEホームページに発表する。
第7条
申請書類は正本1通(事務局保管用)副本1通(認定制度委員会用)とする。
第8条
認定医の審査料及び認定料、指導医の認定料及び更新料は次のとおりとする。
- 認定医・指導医審査料 10,000円
- 認定医・指導医認定料 20,000円
- 指導施設審査・認定料 10,000円
- 認定医・指導医更新審査料 10,000円
- 認定医・指導医更新認定料 10,000円
- 指導施設認定更新審査・認定料 10,000円
- 既納の審査料および認定料は返却しない。
第9条
指導施設長の研修推薦書(3年以上)および指導医推薦書の提出が困難な認定医申請者については、暫定措置としてCE研修の修了認定(CE研修認定)を行う。
- 本則第4章、第6条 9,10について、いずれか一方のeラーニングの受講を必須とする。
- 研修実績として30例以上の症例一覧および15例以上の症例要約を提出し技能審査を受けなければならない。
- 研修実績を認定制度委員会において審査し、読影技術が十分な水準に達していると判断された場合に同委員長がCE研修修了を認定する。
- CE研修認定の申請期間は毎年10月1日から11月30日とし、認定結果を翌年2月1日に通達する。
- CE研修認定者に限り、指導施設長の研修証明書(3年以上)、指導医推薦書を、所属施設長の証明書および推薦書にて申請することができるものとする。
- CE研修認定の有効期間は3月31日(2か月間)までとする。
- この暫定措置は平成26年度10月1日より実施し、平成29年度の申請までとする。
別表1
認定制度暫定措置、特例措置、認定医(CE研修認定)の更新期間
暫定認定医・暫定指導医・暫定指導施設
2013年2月取得者 ⇒2016年8月更新(業績目録40P/3年7ヵ月)
2014年2月取得者 ⇒2017年8月更新(業績目録40P/3年7ヵ月)
特例指導医
2013年8月取得者 ⇒2016年8月更新(業績目録40P/3年)
認定医(CE研修認定含む)
2015年8月取得者 ⇒2020年8月更新(業績目録50P/5年)
2016年8月取得者 ⇒2021年8月更新(業績目録50P/5年)
2017年8月取得者 ⇒2022年8月更新(業績目録50P/5年)
認定医・指導医
認定医 (CE研修認定) |
認定医 | 認定医 更新 |
指導医 | 指導医 更新 |
|
---|---|---|---|---|---|
申請書(履歴書) | ● | ● | ● | ● | ● |
医師免許証(写) | ● | ● | |||
会員証明書 | ● 2年以上 |
● 2年以上 |
● 継続会員 |
● 5年以上 |
● 継続会員 |
学術集会参加証(写) | ● | ● | ● | ● | ● |
小腸カプセル内視鏡セミナーor eラーニング受講証明書(写) |
●* | ● | ● | ● | |
大腸カプセル内視鏡セミナーor eラーニング受講証明書(写) |
●* | ● | ● | ● | |
日本消化器内視鏡学会指導医認定証 | ● | ||||
指導施設長の証明書 ※認定医更新の場合は所属施設長 |
●** 研修3年 |
● 研修3年 |
● 継続従事 |
● 診療実績 |
● 継続従事 |
業績目録 | ● 30P/3年 |
● 30P/3年 |
● 50P/5年 |
● 50P/3年 |
● 50P/5年 |
指導医推薦書 | ●** | ● | |||
カプセル内視鏡読影実績表 | ●*** | ●*** | |||
審査料10,000円 | ● | ● | ● | ||
認定料20,000円 | ● | ● | ● | ||
更新審査料10,000円 | ● | ● | |||
更新認定料10,000円 | ● | ● |
*CE研修認定者は小腸または大腸のいずれか一方のeラーニングの受講を必須とする。
**CE研修認定者に限り、指導施設長の研修証明書(3年以上)、指導医推薦書を、所属施設長の証明書および推薦書にて申請することができる。
***認定医(CE研修認定):30例/3年、要約15例
認定医:20例/3年、要約10例
指導施設
指導施設 | 指導施設更新 | |
---|---|---|
申請書 | ● | ● |
指導施設認定基準証明書 | ● | ● |
指導医の勤務に関する施設長の証明書 | ● | ● |
研修のための教育計画書 | ● | ● |
審査料・認定料10,000円 | ● | ● |
別表2
認定医認定のための診療実績基準
研修期間(3年以上)内に、次の検査件数を満たす必要がある。
カプセル内視鏡検査 20例(一覧表、Excel形式:JACE様式:認-申-5a等)
※カプセル内視鏡検査症例のうち10例を選び、各症例の要約を添付すること。
カプセル内視鏡症例要約フォーマット(Word形式:JACE様式:認-申-5b等)
別表3
認定医・指導医の申請・更新の業績ポイント
Ⅰ.出席
1)本学会分
本学会学術集会 10 (すべての申請・更新において1回以上の出席が必須)
小腸カプセル内視鏡セミナー(もしくはeラーニング受講) 5
大腸カプセル内視鏡セミナー(もしくはeラーニング受講) 5
2)学会指定関連他学会(地方会は除く) 3点
1.日本消化器病学会
2.日本消化器内視鏡学会
3.日本消化管学会
4.日本消化器がん検診学会
5.日本大腸肛門病学会
6.日本内視鏡外科学会
7.日本消化器外科学会
8.JDDW(1,2,4,7で合計12点)
Ⅱ.講演
演者 | 司会 | 共同演者 | |
---|---|---|---|
JACE学術集会(一般演題) | 5 | 3 | 2 |
JACE学術集会(主題演題) | 8 | 5 | 5 |
JACE学術集会(基調・特別講演) | 8 | 5 | – |
JACE主催カプセル内視鏡セミナー | 5 | 3 | – |
国内学会総会でのカプセル内視鏡関連演題 | 5 | 3 | 2 |
国内学会地方会でのカプセル内視鏡関連演題 | 3 | 2 | 1 |
国内研究会でのカプセル内視鏡関連演題 | 3 | 2 | 1 |
国際学会でのカプセル内視鏡関連演題 | 5 | 3 | 2 |
Ⅲ.論文(カプセル内視鏡に関連した論文に限る)
筆頭 | 共著 | |
---|---|---|
和文誌(査読あり)原稿 | 10 | 5 |
和文誌(査読なし)原稿 | 5 | 3 |
英文誌(査読あり)原稿 | 12 | 6 |
英文誌(査読なし)原稿 | 6 | 3 |
●認定基準
*新規認定医申請……
1)I出席、Ⅱ講演、Ⅲ論文の総合点数を合計して3年間で30点以上
2)小腸カプセル内視鏡セミナー出席(もしくはeラーニング受講)および大腸カプセル内視鏡セミナー出席(もしくはeラーニング受講)を必須とする。
*新規指導医申請……
1)I出席、Ⅱ講演、Ⅲ論文の総合点数を合計して3年間で50点以上
2)日本消化器内視鏡学会専指導医資格取得者
*暫定認定医および暫定指導医の資格更新……
1)I出席、Ⅱ講演、Ⅲ論文の総合点数を合計して3年7ヵ月間で40点以上
2)小腸カプセル内視鏡セミナー出席(もしくはeラーニング受講)および大腸カプセル内視鏡セミナー出席(もしくはeラーニング受講)を必須とする。
*認定医および指導医の資格更新(過去5年の業績がポイントとして有効)……
1)I出席、Ⅱ講演、Ⅲ論文の総合点数を合計して5年間で50点以上
2)小腸カプセル内視鏡セミナー出席(もしくはeラーニング受講)および大腸カプセル内視鏡セミナー出席(もしくはeラーニング受講)を必須とする。
別表4
指導施設認定基準
- 独立した内視鏡室の広さ:30㎡以上*(待合室、更衣室、洗浄室などのスペースは除く)
- 内視鏡・スコープの本数など:カプセル内視鏡1式以上、消化器内視鏡2本以上
- 年間検査件数:カプセル内視鏡20件以上
- 内視鏡検査室のコメディカルスタッフがいること。
- 病理部門が独立して存在するか、または病理診断を依頼することのできる病理専門施設が定まっていること。
認定制度規則はこちらからご確認頂けます
https://the-jace.org/authorization-system/for-doctors/jace_is_policy/