Multicenter prospective study of safety and acceptance of capsule endoscopy examinations at home (HomeCam-J study)
実施期間:
特定臨床研究承認日~
背景:
現在、本邦ではカプセル内視鏡検査は医療施設で医師の監視下で行うよう定められている。腸内で撮像された画像は、患者の体に貼付したセンサアレイまたは装着したセンサベルトを経由して記録装置に転送蓄積され、検査後、画像をダウンロードして専門医が専用コンピューターで解析し、診断する。一方、アメリカでは2021年11月から小腸カプセル内視鏡の在宅検査がアメリカ食品医薬品局(FDA)で承認された。
目的:
特定臨床研究において、日本人における小腸カプセル内視鏡、大腸カプセル内視鏡の在宅検査の安全性・受容性を調べる。
対象:
・小腸カプセル内視鏡:パテンシーカプセルによる通過性検査を必要としない すべての小腸疾患または疑い
・大腸カプセル内視鏡:便潜血陽性、潰瘍性大腸炎、大腸がん検診希望
研究施設:
広島大学病院、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院、国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院、東京慈恵会医科大学附属病院 新橋健診センター、衆済会 増子記念病院、藤田医科大学病院
研究アドバイザー:田中信治(広島大学 内視鏡診療科)
PillCAM™COLON2カプセルとPillCAM™レコーダーのペアリング説明動画:
本研究事務局
藤田医科大学医学部先端光学診療学講座
研究責任者:大宮直木
E-mail:shokakan@fujita-hu.ac.jp
Tel:0562-93-9240
Fax:0562-93-8300